いぼ痔の症状とは
肛門周辺には細い血管が集まっています。
力を入れすぎたり外部から強い負荷がかかったりすると、血流が悪くなり、うっ血や血管の破裂が起きてしまいます。
すると、血管や結合組織が「痔核」と呼ばれるものになり、飛び出してきます。
これがいぼ痔です。
特に肛門の外にできたものを外痔核、中にできたものを内痔核と言います。
なお、いぼ痔は男女共に痔の中で最も患者さんの数が多いことが分かっています。
- 肛門から血が出る。
- 残便感がある。
- 肛門に違和感がある。
- 肛門に何かがぶら下がっている感じがする。
- 強い痛みがある。
※当院では、手術の必要がない「ジオン注射」による治療を行っています。
いぼ痔(内痔核)の進行について
- 01 内痔核の症状進行(第Ⅰ度) 初期の段階。痔核の脱出はなく、痛みもない。
- 02 内痔核の症状進行(第Ⅱ度) 排便時に痔核が脱出するが、自然に戻る状態。
- 03 内痔核の症状進行(第Ⅲ度) 痔核が脱出して、指で押し込まないと戻らない状態。
- 04 内痔核の症状進行(第Ⅳ度) 指で押し込んでも戻らない状態。